モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エー(DeNA)<
2432>とORSOに対し、携帯電話用ゲーム大手 グリー<
3632>が釣りゲームを真似されたとして訴えた訴訟で、東京地裁は23日、著作権の侵害を認め、DeNAへ配信差し止めと約2億3000万円の損害賠償を命じる判決を下した。
問題となった釣りゲームは、2007年にグリーがSNS『GREE』で配信されている『釣り★スタ』の著作権侵害。
DeNAとORSOが共同で配信する釣りゲータウン2は、2009年より配信。その特徴が、釣り★スタに極めて似ているとグリー側が主張。
グリー側は、魚の引き寄せ画面に同心円を用いているなど、画面の内容、全体の構成が酷似しているという。
交流サイトの携帯ゲームを巡る著作権侵害訴訟で、差し止めが認められたのは初と見られている。