ソニー<
6758>は25日、欧米など13カ国で販売している電子書籍専用端末 Reader(リーダー)を12月10日に国内で発売、電子書籍事業に参入すると発表。
米国、イギリス、ドイツ、フランスなどに加え、今年にはオーストラリア、スペイン、イタリアと13カ国ですでに電子書籍事業を展開しており、日本が14カ国目。
ソニーは、2006年10月から電子書籍専用端末を発売、アマゾン・ドット・コムのキンドルと並びヒット。
発売される電子書籍端末は、画面サイズが5型のリーダーポケットエディション(2万円前後)、6型のリーダータッチエディション(2万5千円前後)の2機種。
画面切り替え時以外は、電力を使わない白黒の電子ペーパーのため、1回の充電で1日約75分間の読書で約2週間は利用可能。書籍1400冊分のデータが収納できるという。
ソニー、KDDI、凸版印刷、朝日新聞社の4社が設立した電子書籍配信会社 ブックリスタから配信。
端末の発売日に、リーダー向けのオンライン電子書籍店 リーダーストアによる配信サービスも立ち上げ、開始当社は2万冊以上の書籍を準備するという。