大日本印刷<
7912>は18日、低コストでPCからの情報漏えいを防ぐ企業向けサービス PCセキュリティパッケージを開始したと発表。
パッケージは、SSFC仕様のICカードを使い、パソコン起動時の認証を強化、パソコン操作の履歴を取得・管理する機能などがあり、小規模な組織向けにパッケージ化。
パソコンを使用する際は、リーダーライターにICカードをセット、暗証番号を入力し本人確認。ICカードを外すと自動的にスクリーンロックを起動する設定ができ、離席中の情報漏えいや不正使用を防止。
パソコンがどのように使われているかを常時監視、制御する機能もあり、機密情報のプリントアウト、メール送信などによる不正な操作を自動で遮断。
不審な操作、セキュリティポリシーに違反した行為をした際、自動的にそのログを収集、分析することができ、人、場所、時間帯別に発生するリスクの早期発見などが可能に。
本格導入を検討したいユーザー向けのプレスタートパッケージ(2ヶ月間レンタル、19万8千円)、対象部門を絞って導入したいユーザー向けのスモールスタートパッケージ(198万円)の2種類を発売。
利用するユーザーは、さらに、Windows Server 2003以上のネットワーク環境を含むサーバー、SQLサーバーなどが必要になる。
地方銀行、信用金庫などの金融機関、研究開発部門がある企業など重要な情報を扱う企業向けに販売、2012年度までに3億円の売上を目指す。