三洋電機<
6764>は27日、ムービーと写真撮影が可能なデジタルムービーカメラ DMX-CG110 Xacti(ザクティ)を2月下旬に発売。
小型化と高画質化の両立のため、高速映像処理エンジン プラチナシグマ-3を開発。映像アルゴリズム・アーキテクチャーの見直し、信号処理系の最適化、低消費電力化も実現。
従来機種より2割ほど薄く、電池を含め重さは176gのコンパクトボディーながら、1920x1080画素のフルハイビジョンムービー、1400万画素の高精細写真撮影が可能。
ムービーフォーマットは、Windows7で標準サポートされるMPEG-4 AVC/H.264を採用。サムネイル表示ができ、Windows Media Player、Windows Live ムービーメーカーの利用にも便利。
ムービー撮影時のズームには、新開発のダブルレンズズームを搭載。2種類のレンズを使い分け、最大12倍の480mm望遠撮影まで対応。
撮影したムービー・写真データは、本体と直接ミニHDMIケーブルでテレビと接続すれば再生が可能。USBケーブルでパソコンとつなげば、簡単にデータをやり取りできる。
ネット上で動画配信が盛んな反面、デジタルカメラでの動画撮影も可能なだけに、差別化が迫られるビデオカメラは高性能化が進む。
ザクティは、気軽に持ち歩け、ムービーも写真も自由に撮影できるカメラがコンセプト。写真感覚で、動画を撮りたい方には、便利な製品。店頭想定価格は5万円、当初月産5000台。