ヤマハ発動機<7272>は、電動アシスト自転車用システムキットを欧州自動車メーカー2社へ供給を開始したと発表。
電動アシスト自転車用システムキットは、ドライブユニット・バッテリー・ディスプレイ・充電器で構成され、必要に応じ、プラスチック製カバーなどのデザイン部品を供給。
供給先は、オランダのアクセルグループ傘下でドイツの自転車メーカー WINORA (ヴィノラ)、デンマークのH.F.クリスチャンセンの子会社 CycleVision (サイクルビジョン)の2社。
ヴィノラは、ドイツ市場へ、サイクルビジョンは、フランス、オランダ、ベルギーの各市場へ販売。これで、ジャイアント・エレクトリック・ビークルと合わせ、3社に。
欧州では、電動アシスト自転車はE-BIKEと言われ、2012年に推定で85万台、世界でも有数の電動アシスト自転車市場。特に、ドイツ、オランダが、欧州市場全体の半数以上を占めているという。